サンレオン（1996年生、母ミネルバダンサー）

サンレオン（1996年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時9歳）と交配したミネルバダンサーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

3月7日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず最後はシルクエスペランサと並んで5着同着となった。

3月13日、連闘で迎えた2戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月16日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、最後はシルクブロンディーと並んで4着同着となった。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

4歳（2000年）

2月5日、中7週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3月5日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月8日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウフヨウホウから7馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシードミンゴに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2001年）

1月14日、中4週で迎えた16戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で西谷誠騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた17戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で西谷誠騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2002年）

3月17日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（10戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（2003年）

12月13日、約20か月半の休み明けで迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。