サンオブヘブン（2002年生、母マーズプリンセス）

サンオブヘブン（2002年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天の太陽」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時11歳）と交配したマーズプリンセスが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の紅梅賞。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月25日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

3歳（2005年）

2月23日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアインリヒトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下のロベリア賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

9月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた11戦目は、初雪特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

4歳（2006年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月26日、中3週で迎えた13戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、夙川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。