ルシーニュ（2017年生、母スターリーベイ）

Le Cygne

2017.05.31

ルシーニュ（2017年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時9歳）と交配したスターリーベイが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は津島 優治。主な勝ち鞍は2020年のハートビート・プリンセス( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、津島優治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、津島優治から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、日野啓二によって140.4万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、徳田直樹によって399.6万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2019年）

7月17日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は470kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイメロディに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったノラに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月11日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の船橋競馬プレゼントキャンペーン賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したモンストルオーソにクビ差届かず2着となった。

3歳（2020年）

1月8日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のラーメン&bar 963賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアクアリーブルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月11日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のハートビート・プリンセス（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキノカナエルに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。