フェリスクララ（2020年生、母サンメンフィス）

フェリスクララ（2020年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸せ(西)+達成する(ラテン語)」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時16歳）と交配したサンメンフィスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は豊洋牧場。主な勝ち鞍は2024年の祝!真子の成人式ここに開催!(一般C27)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊洋牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって451万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2023年）

1月21日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

3月18日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

2023年6月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2024年）

2月26日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、祝!真子の成人式ここに開催!（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイカグラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月27日、中3週で迎えた5戦目は、五条川特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた6戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエッセンシャリティに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。