アンジェリカシード（2009年生、母ノーザンアンジェラ）

アンジェリカシード（2009年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アロマセラピーに使われるエッセンシャルオイル。母母母名」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したノーザンアンジェラが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額630万円（3.15万×200口）で一口馬主が募集された。

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月4日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月8日、中8週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチクシタイショウに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた12戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったオレンジブルームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月3日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2013年）

1月25日、中5週で迎えた18戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、筒井勇介結婚おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

3月11日、中0週で迎えた21戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた22戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた23戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、ハクリュウボーイを偲ぶ杯（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた29戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。