オータムルーチェ（2021年生、母オータムカラー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、橋本浩によって1,320万円で落札された。

緒方努厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2024年）

3月17日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた4戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた5戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったピエナブリックスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で望月洵輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で望月洵輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で望月洵輝騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のアスターエルビウムに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で望月洵輝騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のハクサンフラッシュに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

9月3日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で望月洵輝騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。