ニュウゼン（2005年生、母エアファイト）

Nyuzen

2005.05.10

ニュウゼン（2005年5月10日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時15歳）と交配したエアファイトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川 光男。戦績は、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のステップアップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、棚川光男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、野田政義によって367.5万円で落札された。

森沢友貴厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2007年）

12月11日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したマリーナコーケンスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3歳（2008年）

1月30日、中6週で迎えた2戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴイセヨオレタチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた3戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた4戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたクールブルー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月5日、中5週で迎えた5戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイワイビュティーを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

5月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月30日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のパワーゼンカイをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2009年）

1月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月18日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月17日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月14日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトビューに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする