ハシルユタカヒメ（1989年生、母リトルマネーメーカー）

ハシルユタカヒメ（1989年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時7歳）と交配したリトルマネーメーカーが25歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地7戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月7日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコガネサミットをハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の洞爺湖特別（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、佐藤喜良騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、5歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた11戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、5歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。