ムーンムーンムーン（2019年生、母スズカダーリン）

ムーンムーンムーン（2019年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「月。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したスズカダーリンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木部ファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C23。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

10月10日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。17頭立ての11番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月16日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。

12月5日、中6週で迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3歳（2022年）

5月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月21日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

2022年8月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月16日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー55 a（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C31（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C31（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた12戦目は、一般C29（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた14戦目は、C35組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた15戦目は、羽雫!長生きしてね!（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C33（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、ゆきやくん1歳おめでとう（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキーフィールドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた18戦目は、じんばいったい杯（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた19戦目は、浦河町山本竜大君結婚おめでとう（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた21戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプティアンジュに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた23戦目は、一般C17（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ナーサックに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中3週で迎えた24戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた27戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、名古屋モーニングフィーバー18（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

デビュー前

榎屋充厩舎（愛知）へ入厩。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、名古屋モーニングフィーバー22（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、名古屋モーニングフィーバー30（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、秋麗特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のカリーナチャムに3馬身の差をつけて優勝

11月10日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた31戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、アルチスタ特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた32戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、ハジメリサ☆フタリニ幸アレ乾杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた33戦目は、C7組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた34戦目は、くりーく賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた35戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた36戦目は、六花賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた37戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、冬銀河賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月25日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。