ハギノオマージュ（2000年生、母ソーシャルスタンス）

ハギノオマージュ（2000年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋賛辞・尊敬（仏語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したソーシャルスタンスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地9戦0勝、地方34戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C5-2。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月30日、デビュー戦は高田潤騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月4日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では見所を作れず18着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた6戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月11日、中9週で迎えた10戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカツラジュジュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた14戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C9-3（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチーフスマグリを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイケイビガロスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマモルビークロスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5歳（2005年）

4月14日、約8か月の休養明けで迎えた26戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C7-4（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C7-4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（12戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアグライアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C7四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6歳（2006年）

1月1日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた41戦目は、4歳以上D2三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた42戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた43戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。