リキビーナス（1983年生、母アラサンダー）

リキビーナス（1983年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時8歳）と交配したアラサンダーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐渡宗親。戦績は、中央平地11戦2勝、地方13戦2勝2着4回。1986年の葵賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

9月7日、5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクインオブチェリーに約14馬身の大差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

10月6日、7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンガッツをクビ差制してトップでゴールを走り抜けた。

10月27日、14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

3歳（1986年）

4月6日、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。22頭立ての21番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月10日、3歳オープンの葵賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

5月25日、3歳ハンデ戦でオープンのマーガレットステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

6月14日、4歳900万下のやまゆり賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月6日、ハンデ戦で4歳900万下のひめゆり賞（中京芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は清水英次騎手。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月14日、ハンデ戦で4歳以上900万下の仲秋特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月19日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（1987年）

3月24日、C1（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は倉知三千紀騎手。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、C1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井章騎手。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイザンスターから2馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、C1（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉知三千紀騎手。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペースセブンからクビ差の2着に甘んじた。

5月12日、中京牝馬特別（中京(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、C1（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノフオンテンから半馬身差の2着に敗北した。

6月24日、B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、B2（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチソフイアに5馬身の差をつけて勝利を収めた。

8月3日、盛夏特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のネブアーグロリーに2馬身半の差をつけて勝利を収めた。

9月10日、新涼特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月24日、夕月特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカールマツクスからアタマ差の2着となった。

10月22日、かえで特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月6日、みのり賞（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。