フリオドン（2006年生、母マルサンミッキー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川新一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2008年）

10月9日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3歳（2009年）

9月6日、約11か月の休養明けで迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサイレントアリダーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月9日、中4週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネヴァプレジデントに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

4歳（2010年）

10月27日、約11か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエムワイスパイナルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2011年）

1月2日、中6週で迎えた7戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に敗れた。

6月13日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、シャドウブーケにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月25日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアスペラータに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。