サンデイビス（2018年生、母ピントゥハティ）

サンデイビス（2018年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太陽+アメリカの都市」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時12歳）と交配したピントゥハティが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は株式会社ケイズ。2024年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利した他、2024年のペガサスジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月25日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3歳（2021年）

1月24日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入った。

3月6日、中1週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月15日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

6月28日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィアッジョに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナツノオリヒメに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコウジクンをハナ差振り切ってファンの高評価に応えた。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のアビレに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月3日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4歳（2022年）

4月24日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラスの燧ヶ岳特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた19戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたサンデージャック決め手に屈してクビ差の2着となった。

デビュー前

村田一誠厩舎（美浦）へ入厩。

6月11日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラスの駒ケ岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラスの萬代橋特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた22戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストップザタイムをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

11月27日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

5歳（2023年）

1月8日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた25戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルグロースに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

4月9日、中7週で迎えた27戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの喜多方特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

2021年6月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月16日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で上野翔騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモワカムシャに3馬身半の差をつけて優勝

3月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2021年6月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。