タカイチビッグワン（2000年生、母ヤシマメイプル）

タカイチビッグワン（2000年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大きな一番」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時8歳）と交配したヤシマメイプルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山内常夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栗山道郎から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド1歳」に上場され、沼尻惇子によって409.5万円で落札された。

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦はD.バルジュー騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳新馬（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続でD.バルジュー騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上はD.バルジュー騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた6戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノガンバに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマミーティアに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨノサンデーをクビ差制して制した。

6月9日、中2週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた12戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミブライアンから1馬身半差の2着となった。

8月16日、中4週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた17戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた20戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。