コスモロザリオ（2003年生、母ヒダカツクロス）

コスモロザリオ（2003年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ教会の数珠（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアジハード（当時8歳）と交配したヒダカツクロスが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方28戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上D3三。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月9日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた2戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3歳（2006年）

1月15日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は水出大介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月11日、中3週で迎えた6戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は水出大介騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた10戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月24日、中9週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョウショーハートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月26日、中4週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラインシュートを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたブラックショット決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月14日、中2週で迎えた16戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4歳（2007年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた18戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2-16 C3一（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた28戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月26日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5歳（2008年）

1月7日、中4週で迎えた32戦目は、茄子賞（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3九十（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた34戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた36戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた38戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。