ヒデフジ（2005年生、母クリノトキメキ）

ヒデフジ（2005年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「秀でた富士」。毛色は鹿毛。種牡馬のサフロンウォルデン（当時9歳）と交配したクリノトキメキが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害5戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月7日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のリッシンマイヒメに半馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレニアネスを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の浦河町4Hクラブ賞（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンブーエルトリを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中4週で迎えた9戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3歳（2008年）

1月25日、中6週で迎えた10戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスアイリを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

2月17日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はトミノプリズムと並んで2着同着となった。

4月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた15戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた17戦目は、北菓楼空知郡バター煎餅（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた18戦目は、オレハマッテルゼ賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4歳（2009年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた25戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた26戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の山国川特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月25日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月9日、中1週で迎えた28戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた29戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

7月26日、中3週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。