メイショウエスパダ（2000年生、母メイショウエビータ）

メイショウエスパダ（2000年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋剣（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のグランドオペラ（当時16歳）と交配したメイショウエビータが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のあおなみ南荒子駅賞(一般C10)。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

7月19日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

4歳（2004年）

7月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C7（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクエモーションから1馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた12戦目は、あおなみ南荒子駅賞（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルパティシエに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。