スプリングディナン（2008年生、母スプリンググリーン）

スプリングディナン（2008年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ベルギーの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時12歳）と交配したスプリンググリーンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月4日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず最後はダイゴテンリュウと並んで7着同着となった。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹野宏史騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹野宏史騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹野宏史騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2011年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹野宏史騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4月7日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のワタシミリョクを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月16日、中6週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた16戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の宮古兜明神岳レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた18戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた22戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。