ロードキャロル（1984年生、母カロリンロード）

ロードキャロル（1984年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハイセイコー（当時14歳）と交配したカロリンロードが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者はフロンテアスタッド。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。1986年の芙蓉特別(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

荒木静雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

7月20日、デビュー戦は花松進騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で花松進騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したビンゴハッカーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で花松進騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグルメスポートを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの芙蓉特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花松進騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。