ゼンダンピューマ（2018年生、母ブレイヴフィート）

ゼンダンピューマ（2018年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+動物名。本馬の毛色より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のノヴェリスト（当時9歳）と交配したブレイヴフィートが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月9日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月19日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3歳（2021年）

1月31日、中5週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月3日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着を確保した。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレイトンヒルを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で勝浦正樹騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4歳（2022年）

1月30日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの宝満山特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラスの唐戸特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（11戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた18戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月19日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた21戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず13着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた22戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

5歳（2023年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンディーズピークから3馬身差の2着となった。

6月3日、中3週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中8週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2023年9月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。