フクキタテーラー（2022年生、母デュアルウィールド）

フクキタテーラー（2022年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「福が来るように+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したデュアルウィールドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は畠山牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月7日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2025年）

1月26日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月11日、中9週で迎えた7戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

6月14日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエスタンシアを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアリストクラシアをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菱田裕二騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月23日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菱田裕二騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。