ナユタ（2009年生、母ダンシングハート）

ナユタ（2009年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「那由他。極めて大きな数量のこと」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時9歳）と交配したダンシングハートが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の一般C11。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月25日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3歳（2012年）

2月11日、中6週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月4日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた3戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったコトブキセンプウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた7戦目は、健樹&恵梨奈結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、まねき馬倶楽部in名古屋競馬場（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリエリエテンユウに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したイチカバチカにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月3日、中3週で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、かわさき夏まつり花火大会レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、アクエリアス賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。