レギウス（2021年生、母バルスピュール）

レギウス（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「クワガタの種名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時5歳）と交配したバルスピュールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2024年の金沢競馬 Bプレミアム B特選。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディアレストクラブから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石井輝昭によって550万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月19日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月3日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深道騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクサンマロンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったテキーラワルツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、私の愛馬メモリアル（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドンタカーミを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて順当に勝利した。

11月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1十六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るテキーラワルツを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をマークした。