ウエスタンイチロー（1998年生、母サニーリンダ）

ウエスタンイチロー（1998年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時18歳）と交配したサニーリンダが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島政信から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、笹島政信から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月16日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雪/不良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた3戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレイミイパラスからアタマ差の2着に甘んじた。

4月29日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C2（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳B2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、3歳C2（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C3（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳C2（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋耕輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた10戦目は、3歳C（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーハートから5馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小嶋耕輝騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーハートから2馬身半差の2着となった。

9月12日、連闘で迎えた12戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で小嶋耕輝騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中0週で迎えた13戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小嶋耕輝騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた14戦目は、3歳C1（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で小嶋耕輝騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のハルノイチハルに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月4日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で小嶋耕輝騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた16戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で小嶋耕輝騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドスマイルから2馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳ハンデ戦のあさかぜ特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で小嶋耕輝騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた18戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で小嶋耕輝騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B3（新潟(地)ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は16戦連続で小嶋耕輝騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、3歳B2（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で小嶋耕輝騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

4月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユーワルークを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。