ハヤブサナンデヒメ（2022年生、母サクセスセレーネ）

ハヤブサナンデヒメ（2022年1月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+『ナンデダロ』にちなんで+姫」。毛色は鹿毛。種牡馬のモズアスコット（当時8歳）と交配したサクセスセレーネが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社吉田ファーム。主な勝ち鞍は2025年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

3歳（2025年）

2月22日、中9週で迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた5戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアスターディンブラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のチャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、伸びてきたハインズテソーロ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のアスターディンブラを半馬身振り切って2勝目を手にした。

7月11日、中4週で迎えた8戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、アイビージーニーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて突き抜け、最後は2着のショウナンバージに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の翡翠賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴェルトラオム賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンシアビューティを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の秋うらら特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた14戦目は、急雷賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、宮内こずえさん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ケイコウギュウゴにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、エーエスピー福岡カップ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。