チョボナイノ（2021年生、母ハイカックウ）

チョボナイノ（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「北海道の地名。母名よりの連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したハイカックウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。主な勝ち鞍は2024年の謙虚なmasa生誕!謙虚に雲丹三つ記念(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって341万円で落札された。

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月16日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月29日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、6着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/重）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月7日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、6着を確保した。

9月17日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したベストリターナーにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月30日、中1週で迎えた11戦目は、謙虚なmasa生誕!謙虚に雲丹三つ記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェルマーポイントに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、こうき&さほ結婚記念杯!（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた13戦目は、能登半島地震復興応援杯（74）（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のリケアオランジュを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、楽天ポイントで投票しちゃおう特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったアストリットに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1十八（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったターンソウルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた16戦目は、能登半島地震復興応援杯（94）（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2025年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、みさこ&マハムードご成婚記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、部長も協賛たけふみ次長お疲れ様でした記念（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスペクタクルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、ハイボール怪獣ぎっちょ金沢記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のビナダラットに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5月18日、中2週で迎えた21戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた23戦目は、川島家長野家ウエディング杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサンエスペランスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた25戦目は、にのまえそうお誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマイルクオーツに半馬身届かず2着に敗北した。

9月14日、中7週で迎えた26戦目は、金沢の中山間朝市がんばってます記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したハクサンミラクルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた28戦目は、能登復興支援能登演劇堂賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた30戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。