メリディアン（2011年生、母マークプロミス）

メリディアン（2011年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「頂点」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時10歳）と交配したマークプロミスが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の外山藪川そばレース(一般C1六)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月2日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3歳（2014年）

2月15日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

5月5日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサフィニアレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったムーンドロップに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、デンジャラーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳B2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プラウドワンダーに交わされて3馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳B2三（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のヤマセあきんど祭りレース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（9戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のムーンパイロットを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、盛岡りんごレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったサイレントスタメンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた19戦目は、外山藪川そばレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のソヴリンをハナ差振り切って優勝

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、区界賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。