シングルスター（1985年生、母アルカデイア）

シングルスター（1985年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクルセダーキヤツスル（当時6歳）と交配したアルカデイアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回、地方8戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

8月15日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月1日、中8週で迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブミィテンダーから3馬身半差の2位に入線したが、その後失格となった。

3歳（1988年）

1月17日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジョーエスペランスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したセンターローゼットにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサツキタローを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた10戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松本達也騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本達也騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

6月25日、中9週で迎えた12戦目は、4歳400万下（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松本達也騎手（10戦1勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で松本達也騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で松本達也騎手（12戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で松本達也騎手（13戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松本達也騎手（14戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた17戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手（15戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月23日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツラツヨシから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1989年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた22戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた23戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた24戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木真一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

2月27日、中1週で迎えた25戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木真一騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた26戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中敏和騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた27戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木真一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。