メイショウヤシマ（1990年生、母セブンレットウ）

メイショウヤシマ（1990年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時18歳）と交配したセブンレットウが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地31戦4勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の霜月ステークス。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のカモンカモンカモンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンヨウワカタカに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンの春蘭ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（6戦2勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村本善之騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤグライーガーを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

7月31日、中3週で迎えた9戦目は、タイムス杯（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で村本善之騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月11日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、スカイブルーステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村本善之騎手（9戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた11戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、太秦ステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の貴船ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（10戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた13戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、霜月ステークス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のソラノキャンパスに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、G3のウインターステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4歳（1994年）

1月15日、中3週で迎えた15戦目は、G3の平安ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月19日、中4週で迎えた16戦目は、G2のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた17戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5歳（1995年）

2月4日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、羅生門ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（12戦3勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月4日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、但馬ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（13戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた20戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのプロキオンステークス（京都ダート1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた21戦目は、心斎橋ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（14戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の下鴨ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（15戦3勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた23戦目は、安芸ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（16戦3勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のマラヤン・レーシング・アソシエーション・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（17戦3勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、貴船ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（18戦3勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた26戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた27戦目は、霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（19戦3勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた28戦目は、花園ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（20戦3勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

6歳（1996年）

1月5日、中3週で迎えた30戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（21戦3勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦の雅ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月27日、約8か月半の休養明けで迎えた32戦目は、小畑洋介騎手を鞍上に迎えて、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた33戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小畑洋介騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた34戦目は、秋吉和美騎手を鞍上に迎えて、スターサファイア賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた35戦目は、紅葉賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋吉和美騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（1997年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、初富士賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋吉和美騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた37戦目は、アメジスト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋吉和美騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた38戦目は、早春賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋吉和美騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた39戦目は、スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋吉和美騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた40戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で秋吉和美騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた41戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で秋吉和美騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月9日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた42戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドグランパスに半馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、約4か月の休み明けで迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。