イナリスターワン（2002年生、母コンファームドダンサー）

イナリスターワン（2002年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイナリワン（当時18歳）と交配したコンファームドダンサーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月24日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月17日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4歳（2006年）

5月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたカミノマイヒメ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラブサウンドを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプライマルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦1勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。