トヨシゲ（2011年生、母ピサノダイアナ）

トヨシゲ（2011年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時17歳）と交配したピサノダイアナが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の一般C17。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月13日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

4歳（2015年）

1月2日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホワイトスネークに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、ミキノハルモニーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマヤノブリッツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中3週で迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月4日、中5週で迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた9戦目は、井上善博君お誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

5歳（2016年）

9月28日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた12戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月14日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた14戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6歳（2017年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた18戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。