エルプリメロ（2003年生、母ピサノガレー）

エルプリメロ（2003年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ナンバーワン（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時11歳）と交配したピサノガレーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、市川義美から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月9日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

6月3日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。