ハリケンジャガー（1996年生、母エバーランザン）

Hurricane Jaguar

1996.05.03

ハリケンジャガー（1996年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時6歳）と交配したエバーランザンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月10日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3歳（1999年）

2月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月21日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月2日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。