エプソムチェルシー(2004年生、母バッテンコマチ)
Epsom Chelsea
2004.05.12
エプソムチェルシー(2004年5月12日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+マンハッタンの地名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ(当時6歳)と交配したバッテンコマチが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は(有)パラダイス・ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2六。
経歴
デビュー前
当歳のとき、パラダイスファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、パラダイスファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、エプソム愛馬会によって967.05万円で落札された。
エプソム愛馬会にて総額2,100万円(10.5万×200口)で一口馬主が募集された。
中野栄治厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(2007年)
6月17日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利(函館芝1200m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず15着に終わった。
6月24日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利(函館芝2600m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手(1戦0勝)。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
9月23日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中山芝2000m 曇/良)に出走。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。
4歳(2008年)
9月10日、約12か月の休み明けで迎えた4戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、浅野初司さん快気祝(笠松ダート800m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。
9月25日、中1週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C14(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。
10月13日、中2週で迎えた6戦目は、文親・修子結婚40周年記念(笠松ダート800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手(1戦0勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったオグリキラーズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月27日、中1週で迎えた7戦目は、溝口常俊還暦記念島畑賞(笠松ダート800m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手(2戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は島崎和也騎手(1戦0勝)。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた9戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十(水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五(水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十四(水沢ダート1300m 小雪/不良)に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5歳(2009年)
1月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十四(水沢ダート1300m 小雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手(2戦0勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオンワードスペルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
1月28日、中2週で迎えた13戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、水仙特設(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月3日、連闘で迎えた14戦目は、一般C12(荒尾ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13(荒尾ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14(荒尾ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手(3戦0勝)。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月23日、中2週で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二(水沢ダート1300m 曇/重)に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。
4月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は菅原俊吏騎手(4戦0勝)。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
5月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2八(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は村松学騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2七(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C2八(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手(3戦0勝)。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2七(盛岡ダート1400m 小雨/良)に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手(4戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
6月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2六(盛岡ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手(5戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントワグナーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をマークした。
6月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2二(水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手(6戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。
6月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2二(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手(7戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。