トートカッパドキヤ（1999年生、母ナカハマリュウコー）

トートカッパドキヤ（1999年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時18歳）と交配したナカハマリュウコーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）真歌田中牧場。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の菜の花特別。

経歴

デビュー前

柏木一夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2001年）

8月25日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

10月29日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のコルチカム特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1390m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のライフトロンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月12日、中4週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のイチコウエンゼルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1790m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の紅ばら特別（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月17日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったエビスファイターに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。