メイショウトレック（2021年生、母メイショウジビュス）

メイショウトレック（2021年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+旅行する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドミラブル（当時7歳）と交配したメイショウジビュスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。主な勝ち鞍は2024年の能登半島地震復興応援杯（43）(B7)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本巣敦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、本巣敦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって286万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月3日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（39）特編（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（43）（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメルメルメーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のスマホで競馬雑誌読み放題楽天マガジン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（53）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、ばんえい十勝 in KANAZAWA記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、直杜&捺妃大宴会杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、こうき&さほ結婚記念杯!（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（2025年）

1月16日、中3週で迎えた18戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C19（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C10 C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミュークロアに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月4日、中1週で迎えた23戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたエイシンローテイト決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5b（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた27戦目は、光輝&優奈結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月12日、中0週で迎えた28戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、岡崎家結婚15周年記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァンヌを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

7月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月15日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた30戦目は、楽天競馬&楽天モバイル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルマヘクトールに2馬身の差をつけて優勝

8月26日、中1週で迎えた31戦目は、処暑特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた32戦目は、たいら先生還暦おめでとう記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で望月洵輝騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた33戦目は、ゆうま☆さくらWedding杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた34戦目は、明日は笠松けいば秋まつり（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた35戦目は、日刊スポーツ極ウマくん賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた36戦目は、B級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったサンセットカラーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた37戦目は、冬凪特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた38戦目は、BAOO（バオー）へGO!賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。