ペレブラッサム（2000年生、母サークルショウワ）

ペレブラッサム（2000年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ハワイの火の神＋咲く」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時17歳）と交配したサークルショウワが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方4戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B2。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月10日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

11月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雪/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスレビンから半馬身差の2着に敗北した。

11月29日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジョニーブラボーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスレビンに4馬身の差をつけて優勝

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイヨーオペラに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2004年）

3月7日、中9週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたフミノラピス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。