ジュディボーイ（1992年生、母キミノキネン）
Judi Boy
1992.04.10
ジュディボーイ（1992年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時5歳）と交配したキミノキネンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、中央平地27戦1勝2着1回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
11月12日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
11月27日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
3歳（1995年）
1月7日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたダッシングステール決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
1月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。
2月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るナムラモンジロウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
8月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から52kg戻して迎えた6戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。
4歳（1996年）
3月16日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
4月6日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入った。
4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた11戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
6月22日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。
7月14日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた13戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。
8月17日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。
5歳（1997年）
6月8日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
6月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた17戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。
7月12日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
10月12日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた21戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
11月15日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の小名浜特別（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
11月29日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（14戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。
12月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は上野清章騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。
6歳（1998年）
1月6日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。
1月31日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（15戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
2月21日、中2週で迎えた27戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
7月5日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月18日、中1週で迎えた29戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた31戦目は、オーガストカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。
9月13日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月26日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた35戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月30日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。