ルージュバローズ（2013年生、母シャペロンルージュ）

ルージュバローズ（2013年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時11歳）と交配したシャペロンルージュが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2016年のサルビア特別(一般C23 C31)。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月5日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したカサロサーダを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3歳（2016年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菱田裕二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るチビノヴァルタンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、百日草特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、JAひだか東いちご特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、すながわスイートロード特別（門別ダート1700m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。