セトウチソーラー（2007年生、母サマーヴォヤージュ）

セトウチソーラー（2007年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋太陽電池の如く競馬界の救世主として輝いてほしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したサマーヴォヤージュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山際牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

6月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月8日、中6週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい18着に終わった。

9月23日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、キリシマノホシにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。