アスクティターン（2012年生、母トレノトマト）

アスクティターン（2012年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ、ローマ神話の神の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したトレノトマトが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

4月18日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月30日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のデザフィーオに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2016年）

4月16日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。