メモリーマニフィカ（2013年生、母シルカズギフト）

メモリーマニフィカ（2013年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋素晴しい（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したシルカズギフトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C3四。

経歴

デビュー前

8歳のとき、シンザンクラブから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、木稲安則によって44万円で落札された。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月23日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3歳（2016年）

1月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた6戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月16日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月8日、中6週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イナズマイーリスに交わされて1馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブリッツカイザーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月28日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のメイショウケイウンに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

8月25日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月6日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月16日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ルナダイコクにクビ差交わされて2着となった。

5歳（2018年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月15日、中5週で迎えた22戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月19日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったエイシンブリスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のレッドバルトークに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月30日、中2週で迎えた25戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月27日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月18日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石堂響騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、中川工務店中友会特別（園田ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石堂響騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月22日、中7週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。