ナリタワカバ（2005年生、母ナリタランバード）

ナリタワカバ（2005年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋若葉」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時9歳）と交配したナリタランバードが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の山本ファミリー集合記念(一般C24)。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

7月5日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月24日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったアニキにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C29（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

4歳（2009年）

2月1日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C30（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C30（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、祝新村太亮・小夜香結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤原良一騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、メイショウホバートにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で藤原良一騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた14戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤原良一騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月21日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、山本ファミリー集合記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスズカワイズクインを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月3日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の皆に愛されて祝30光希さん記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウキールに交わされて2馬身半差の2着となった。