グレーシー（2018年生、母パラダイスイズヒア）

グレーシー（2018年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性名より」。毛色は青毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時14歳）と交配したパラダイスイズヒアが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月15日、中6週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

3歳（2021年）

5月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ゴヨウマツミッチーに交わされて8馬身差の2着となった。

7月13日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月11日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、テレトラック石鳥谷オープン記念（盛岡ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木祐騎手（9戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木祐騎手（10戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木祐騎手（11戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサザークブリッジをハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木祐騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったサザークブリッジに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2022年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木祐騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木祐騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木祐騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木祐騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で鈴木祐騎手（17戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で鈴木祐騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート850m 雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で鈴木祐騎手（19戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で鈴木祐騎手（20戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で鈴木祐騎手（21戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月24日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で鈴木祐騎手（22戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた26戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（23戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（24戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（25戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（26戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5歳（2023年）

8月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（27戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（28戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（29戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（30戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（31戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（32戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた38戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（33戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた40戦目は、岩手競馬やるならオッズパーク賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（34戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

12月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

6歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた42戦目は、春の水沢競馬オープニング賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（35戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。