ピーエムチャンコ（2014年生、母ライサ）

P M Chanko

2014.04.16

ピーエムチャンコ（2014年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したライサが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）増本牧場。戦績は、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のひよどり特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会によって810万円で落札された。

市村誠厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2016年）

6月27日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったプレミアムフライトに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月17日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のひよどり特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るネコディールを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の荒川区特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月17日、中4週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のルージュグラッセを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

3歳（2017年）

5月10日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトひなげし特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（6戦2勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4歳（2018年）

7月9日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。