マコトエトルリア（2020年生、母マコトクラダリング）

マコトエトルリア（2020年2月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+古代イタリアの都市国家」。毛色は栗毛。種牡馬のスピルバーグ（当時11歳）と交配したマコトクラダリングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月4日、連闘で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3歳（2023年）

2月25日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2023年3月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマサノミモザをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月21日、中4週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペチュニアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のしらおか大好き!シラオ仮面賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のメープルスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1七八九ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

4歳（2024年）

1月4日、中4週で迎えた13戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2 C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた14戦目は、カンツバキ賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上B1 B2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた16戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた18戦目は、SAKURAダッシュ（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた19戦目は、APRILダッシュ（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。