タキノオーロラ（2001年生、母クリスタルホーラー）

タキノオーロラ（2001年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時17歳）と交配したクリスタルホーラーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は古本正則。戦績は、地方25戦1勝2着5回。2004年のユングフラウ賞(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、古本正則から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって294万円で落札された。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月3日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったザファンキーダンスから5馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の北海道馬主会会長賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラワースターから3馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテーアラジからクビ差の2着に甘んじた。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた7戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のフジノツルヒメを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月11日、中4週で迎えた8戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベルモントストームに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

2月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったゴールドファミリーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月6日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のかきつばた特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月30日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、中6週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2月21日、中6週で迎えた18戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月7日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦の新涼特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で白田日出夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で白田日出夫騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。