ヒシカツフェアー（2004年生、母シアトルフェアー）

ヒシカツフェアー（2004年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋公平な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したシアトルフェアーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地8戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月28日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2007年）

1月13日、中3週で迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた8戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

11月15日、中6週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、DOUBLEよし乃誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。