ユイノチョウシンキ（2021年生、母パーフェクトワン）

Yuino Choshinki

2021.02.28

ユイノチョウシンキ（2021年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+聴診器」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時20歳）と交配したパーフェクトワンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。

経歴

デビュー前

深山雅史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月15日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルフランツを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったエセルフリーダに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

3歳（2024年）

1月21日、中9週で迎えた6戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 雨/不良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、6着に終わった。

4月6日、中6週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。