ナカノリュー（2000年生、母ナカノレッド）

ナカノリュー（2000年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時18歳）と交配したナカノレッドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）グラン・ファーム。戦績は、地方23戦7勝2着3回。2002年のウィナーズチャレンジに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月5日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアロールージュからハナ差の2着に甘んじた。

5月15日、中0週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウヨウムスメに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴッドミュータントに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2003年）

1月25日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の桜草特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若葉特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の山桜特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンフライヤーから4馬身差の2着となった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（高崎ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の岩押特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイコアンバーから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

2月23日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のムサシマドモアに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月2日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

5歳（2005年）

1月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

1月14日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のアヴァリスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月15日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラヴァリーノーブルをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

3月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティップスターに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月11日、中5週で迎えた21戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のマグナムイエスをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月25日、中1週で迎えた22戦目は、卯月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦4勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

7月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。